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【新人エンジニア向け】「わからないことがわからない」を回避する4つの方法

皆さんこんにちは。富士通クラウドダイレクトの中の人Cです。

春の温かさを感じる今日この頃、花粉症の方はいかがお過ごしでしょうか?今年は10年に1度の大量飛散だそうで、花粉症ではない私は花粉症にならないことを心から祈っています。

某動物の絵で有名な技術書とは関係ありません

さて、そんな春ですが、特に4月といえば入社や異動。未経験でエンジニアになった人も多いのではないでしょうか。

新しいことを始めるときに陥りがちなのが、"わからないことがわからない"。それを放置して仕事を進めると「なんで勝手に進めたの?」と注意され、最悪の場合は取返しがつかなくなることも…

そこで、新人エンジニアさん向けに"わからないことがわからない"に陥らないための転ばぬ先の杖を紹介します。

まずはやっておきたいこと

最初にやっておきたいこと、いや脳死でやって欲しいことは、書籍の購入です。

エンジニアのバイブルといえば、やはりオライリー社でしょうか。ちょっとお高いものもありますが、その分かゆい所に手が届きやすいです。また、翔泳社では毎年「ITエンジニア本大賞」なるものを開催しているので、その受賞した本から入るのも1つです。

「いや、本読まないし…ググればわかるし…」と侮ることなかれ。この書籍が、困ったときに気軽に頼れる心の拠り所となってくれます。また、本で最低限の知識を身につけておけばわからないことを明確にしやすくなります。

わからないことが出てきた都度ググってもよいのですが、自分の知りたい情報にたどり着くまで意外と時間がかかったりしませんか?もしかしたらせっかくたどり着いた情報も間違ったものだった、なんてことも…

そんなときに大活躍してくれるのが書籍。最低1冊、できれば2~3冊持っておきたいところ。

では、その本はどうやって選ぶのか?選び方は、以下の2つの方法がおすすめです。

① 職場の先輩に聞く
② SNSで検索

①は、自分の業務に直結した本を見つけやすいだけでなく、職場の先輩とのコミュニケーションもとれる一石二鳥な方法。雑談ネタに使えるので覚えておいて損はありません。

②は、SNS上にいる先輩方のお知恵を拝借する方法。普段使い慣れているSNSを使うだけで、仕事の準備までできちゃいます。(SNSってほんと便利ですよねぇ…しみじみ)

SNS上にいる先輩方は、自分の担当ジャンルでタグって気になった人の投稿をいくつか見ることで、相性が良さそうな人を見つけることができます。

そのお気に入りの先輩が紹介している本やSNS上で「○○(担当ジャンル) 本」と検索した結果から、SNSや書籍サイトの口コミを見て自分に合いそうなものを複数見つけます。
見つけたらすぐ購入!…ではなく、書店やブックオフなどでパラパラと立ち読みしてから購入することをおすすめします。

話している言葉が異国語に聞こえるなら

書籍という心の拠り所を手にいれても、最初は職場の先輩が話してる言葉が日本語に聞こえないという現象が起こります。(母国語の日本語で話してるのに言ってることがワカラナイ…と何度よぎったことか…)

ざっくりと言葉の意味を知りたいときには、流行りのChatGPTを使い倒しましょう。「○○について教えて」と聞くだけですぐに概要を教えてくれます。会議でわからない言葉が出てくるたびに、ChatGPTにさくっと聞いてみるのがおすすめです。

ちなみに、ChatGPTに「エンジニアの仕事について教えて」と聞いてみたところ、非常に丁寧に教えてくれました。(こんなざっくりとした質問でもしっかり答えてくれるなんて、ChatGPT様ありがたや…)

エンジニアの仕事は非常に多岐に渡り、業界や職種によって異なる場合がありますが、一般的には以下のような仕事内容があります。

  1. システム開発:ソフトウェアやアプリケーション、Webサイトなどを開発する仕事です。プログラミング言語を使い、コードを書いたり、テストを行ったり、問題を解決したりします。
  2. ハードウェア開発:コンピュータやスマートフォン、家電製品などのハードウェアを開発する仕事です。回路設計やプログラミング、試作品の作成やテストを行います。
  3. インフラ構築:サーバーやネットワーク、ストレージなどのインフラを設計・構築・運用する仕事です。インフラの最適化やセキュリティ対策なども重要な業務の一つです。
  4. AI・機械学習開発:AIや機械学習のアルゴリズムを開発し、そのアルゴリズムを利用した製品・サービスの開発を行う仕事です。
  5. ゲーム開発:ゲームを開発する仕事です。プログラマー、デザイナー、アーティスト、サウンドクリエイターなど多岐に渡る分野の人材が関わります。
  6. テストエンジニア:開発された製品やシステムの品質を確認する仕事です。動作テストやセキュリティテスト、性能評価などを行います。
  7. プロジェクトマネージャー:エンジニアリングチームを率いて、プロジェクトの計画や進行管理、品質管理などを担当する仕事です。

これらの仕事内容には、自分の得意な分野を活かすことができる仕事があり、エンジニアリング分野の仕事は独自のやりがいや楽しさがあります。また、技術の進歩が速いため、常に新しい技術や知識を学ぶ必要があり、スキルアップが求められます。

ただChatGPTも万能ではなく、なかには正確じゃない情報が混ざっていることもあります。

そんな正確性を求めるときや、言葉の意味をしっかり知りたいときにも、書籍が大活躍してくれます。持っておきたい書籍の1つとして、資格試験の対策テキストもおすすめです。教科書のように使えるので、資格取得の予定がなくても持っておきたい1冊です。

ここまでで知識のベースをつくれたあなたは、きっと「基礎知識だけじゃなくて新しい情報も知りたい!」とうずうずしていることでしょう。

最新技術を手に入れてマウントをとりたいなら

最新情報を手に入れられれば、先輩方にドヤ顔をできるかもしれません。

そんなときは、Googleアラートが便利です。キーワードを登録するだけで、ニュースや検索結果などが勝手に届きます。これで日本の最新情報はこっちのものです。

さらに、超最新情報を手に入れたいときは、英語の論文を読み漁るのが間違いありません。ただ、英語が苦手な人にとっては、地獄のような作業…

その地獄から救ってくれるのが、各社のAI翻訳サービスではないでしょうか。
かなりの精度で自然な日本語に翻訳できるはずです。
「英語の論文読めるの?!すごい!!」と褒められたい方は、ぜひご活用ください。リ

せっかくなので、ちょっとだけ宣伝させてください。

富士通では、最新情報を入手できるセミナーや勉強会を開催しています。"ワークスタイル変革"や"DX"などのキーワードにピンときた方は、下記リンクからセミナータイトルをながめていただければと思います。
seminar.jp.fujitsu.com

職場特有のことについても知りたい

最新情報を振りまいてマウントばかりとるのでは、職場に溶け込めず、最悪の場合は嫌われてしまうかもしれません。そんなことは是が非でも回避したいので、職場のルールを知って、それを遵守することも大切です。

職場特有のことは、(当たり前ですが)職場の先輩に聞くのが1番です。チームメンバーで使えるチャットツール、例えばMicrosoft Teams、SlackやMattermostなどを活用することで、気軽に聞ける環境を整えることができます。

チャットで質問しようとするとなるべく短文で簡潔にまとめようとすると思うのですが、これは、なにを聞きたいのか、すなわち、なにがわかっていないのか整理できるというメリットも得られます。

"わからないことがわからない"状況に陥ったときに、チャットで質問するつもりで文章にまとめてみることで、わからないことを明確することができるのでおすすめです。

また、マニュアルなどの社外秘の情報Boxなどのファイル共有サービスを使って共有すると良さそうです。最新機能などによって更新されたマニュアルを、いちいちメールや紙で共有しなおすのってけっこうめんどくさいですよね…

まとめ

つらつらといろんなことを書いてしまいましたが、これだけは覚えて帰って欲しいことがあります。

それは、まずはブッ●オフにかけこめです。

書籍は知識をつけられるし、心の拠り所になるし、持ってないと損しかありません。「1冊も持ってないし、いろいろ調べるのとかめんどくさい」という方は、とりあえず気軽に立ち読みできるブ●クオフに行って、本をながめることから始めてみてください。

そして、「コレ良さそう!」という本に出会えたら、是非Amazonでポチってください。(出版社さんや著者さんが泣いて喜びます!


このブログを読んでくれているあなたの今後のご活躍を心からお祈りしています!