はじめまして!こんにちは、皆さん!
富士通ダイレクトの中の人MⅡです。初執筆ですので、お手柔らかにお願いします。
今年もいよいよ夏本番。久しぶりに夏休みは海外旅行を検討している方も多いのではないのでしょうか。人気エリアとしては、「ハワイ」「韓国」みたいですが、あいにく私は国内ステイになりそうです。。
ちなみに、ハワイは大スキです。
さて、そんな海外旅行といえば外国語でのコミュニケーションが気になりますが、今や海外に行かずとも身の回りで外国語に触れる機会も増えましたよね。
交通インフラの行先表示、観光地でのガイドブック、お店などでの料金表示など。
一方、ビジネスにおいても日本のビジネス環境は急速にグローバル化しており、エンジニアとして活躍する上で外国語への対応がますます重要になっています!
外国語でのコミュニケーション、最新テクノロジー情報&海外ニュース記事の収集、エンジニアが翻訳を必要とするシーンに焦点を当てながら、本ブログでは「エンジニア」にとっての翻訳スキルの重要性について深く探ってみました。
- 日本企業のグローバル化と翻訳需要の増加
- 外国語でのコミュニケーションの重要性
- 最新テクノロジー&海外ニュースによる国際的な視野の拡大
- 最後に
- おまけ
日本企業のグローバル化と翻訳需要の増加
日本では少子高齢化という構造的な課題から国内需要が縮小が避けがたいこともあり、企業はグローバルな市場で競争力を維持するために、海外展開を積極的に進めています。
実際、日本企業の海外売上高比率は年々増加しており、海外での事業展開がビジネスの成長に欠かせない要素となっています。近年の新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵略と世界の経済・社会情勢はそれまでのものから大きく変わりましたが、海外市場に中期的な成長を求める傾向は変わらずの状況です。
このような背景から、エンジニアにとっても外国語への翻訳能力がますます重要となっています。
外国のパートナーや顧客と円滑なコミュニケーションを図るために、翻訳は必要不可欠なスキルです。
外国語でのコミュニケーションの重要性
現代のテクノロジー業界は国境を越えたコラボレーションやグローバルなプロジェクトが日常化しています。
2010年の楽天株式会社を皮切りに、社内の公用語を英語にする企業も徐々に増えてきています。家計簿アプリなどを手がける株式会社マネーフォワードでは、2024年度中を目途にエンジニア組織を完全英語化することを発表しています。(目的は人材確保)
そのため、エンジニアとして外国語でのコミュニケーション能力は非常に重要です。
英語は国際共通語として広く使用されており、外国のチームメンバーやクライアントとの効果的なコミュニケーションには必要不可欠なスキルです。
*2022年 世界で最も話されている言語は英語、約15億人
最新テクノロジー&海外ニュースによる国際的な視野の拡大
エンジニアとしてグローバルな視野を持つことは、世界のトレンドや市場動向を理解し、革新的なアイデアを生み出すために重要です。
テクノロジーの進歩は驚異的なスピードで進んでおり、エンジニアは常に最新の情報にアクセスしながらスキルを向上させる必要があります。
しかしその情報は多くが外国語で提供されています。
世の中にあるウェブサイトで使われている言語の約60%が英語、約2.1%が日本語となっており、その差は歴然、約30倍にも及びます。
つまり、ウェブサイト上で発信されている情報の半分以上か英語であり、英語を読むこと(翻訳)ができないと、世界のトレンドから取り残されてしまいます。
もし、他国の技術論文やブログ記事、技術ドキュメントを翻訳し理解することができれば、革新的なアイデアを生み出すことができるかもしれません。あらゆる視点で選択の幅が広がります。翻訳によって情報の壁を乗り越え、最新のトレンドや技術に敏感なエンジニアとして競争力を維持しましょう。
また、外国語で書かれたニュースやメディアの情報を翻訳し吸収することで、国際的な視野を広げることができます。
異なる文化や価値観に触れることで、エンジニアとしての創造性や問題解決能力も向上するでしょう。
国際的なニュースの理解によって、ビジネスや技術の動向をいち早く把握し、市場に適応する力を身につけることは必要不可欠なスキルです。
最後に
エンジニアにとって、グローバル化が進む現代において外国語への対応と翻訳能力は不可欠です。
日本企業の海外売上高比率の増加や英語人口、Web上の情報量などの数字は、エンジニアが国際的な競争力を維持するために、外国語に対する重要性を示しています。
積極的な学習と翻訳ツールの活用により、エンジニアはグローバルなビジネス環境での活躍を目指すことができるでしょう。
翻訳能力を磨き、外国語でのコミュニケーションや情報収集に積極的に取り組み、国際的な視野を持つエンジニアとして成長しましょう。
また、入手した情報は社内のエンジニアや、エンジニアコミュニティ(参加しているものがあれば)にも共有・アウトプットするといいでしょう。
そうすることで、自分自身の理解も定着しやすいですし、周囲に良い影響を与えたり人脈も広がったり良いことばかりです。
このブログ記事を読んでくれているみなさまが翻訳スキルを高め、世界を股にかけて活躍するのを願っています!