この記事は、ニフクラブログで2019-12-16に公開された記事を移転したものです。
こんにちは。 ニフクラエンジニアミートアップ事務局の鮫島です。
2019年11月21日に、第21回ニフクラエンジニアミートアップを開催しました。 今回は「今さら聞けない人のためのgit超入門」というテーマでした。 fujitsufjct.connpass.com
DevOpsやInfrastructure as Codeなど、開発者のみならずインフラエンジニアにも開発的な要素が必要とされるようになってきました。 その際、重要なツールの一つとして、バージョン管理ツールが利用されています。 今回は、バージョン管理ツールとして幅広く使われている「git」の基本的な利用方法ついて語るセッション・LTが行われました。
今回は、宮原氏のセッションの他に、2名様にLT事前エントリーをいただいただけでなく、当日も飛び入りLTがあり、少しづつ参加型のミートアップになってきたようで主催者としては嬉しい限りです。
恒例の乾杯後に、さっそく宮原氏による 「今さら聞けない人のためのGit超入門 GitLab 12対応版」がスタートしました。
アジェンダは下記の通り。
・Gitを利用した開発モデル
・Gitを使って試してみよう
・GitLabにプロジェクトを作成する
・DevOpSaaSに向けて
まずはGitLab12.2CommunityEditionをインストールしてソースコードの共有の手順を解説していきます。
ローカルリポジトリとリモートリポジトリの違いといった、Gitの構造に関する基礎知識の部分から少しづつ解説が進んでいき、リポジトリを操作して、コミットしたファイルのプッシュとプルを複数人で行い、修正後に最終的にマージリクエストを実行してテストに進むまでの流れがざっくり理解できました。
最後は、DevOpsを実現するためには、GitだけではなくCI/CDツールや監視やテストの自動化ツールを連係させる必要があるというところに話が進みました。
詳しくは資料が公開されていますのでご覧ください。
www.slideshare.net
続いて、事前エントリーしてくださっていたGeorge22e様によるLTです。
VSCode(Visual Studio Code)のGit関連プラグインの中でも、Git LensというOSSに関するお話でした。
Git Lensは、git blame(という修正履歴を調べるコマンドがある)をVSCodeで便利に使うためのものだそうです。実際に画面を表示してくださいましたが、視認性が良いツールでした。
続いて、George22e様が困った時に頼りにしているという、うちえもんことLittle555様(内山様)による 「色んな環境用の たった一つの.gitConfig」 というLTです。
.gitConfigというのは、ユーザーディレクトリ直下に作成される Gitの設定ファイルで、これを活用することでリポジトリ毎に設定を変えることができます。たとえば、アカウントを使い分け たり、プロキシを変更したり…そういう時に便利だそうです。
詳しくは資料が公開されていますのでご覧ください。
www.slideshare.net
続いて、当社から福島が飛び入りでLTに参戦。新入社員向けGit研修を担当していた彼が、新入社員向けの研修資料を基に急遽 作成した「gitを教えるということ」というLT。
実際に、「git」を使ったことがないまっさらな状態の新入社員にどうしたら 概念レベルからgitを理解して使ってもらえるかが、リアルな経験則で表現されたLTであり、数々のパワーワードが飛び出しま したが、正直なところ資料として公開が困難です(笑) こういうのも、ミートアップトアップに参加する楽しみの一つだということで、お茶を濃い緑色に濁しておきます。
次回開催の12月18日(水)は「MySQL超入門!進化する8.0を中の人が語る 」というテーマで開催します。 fujitsufjct.connpass.com
日本オラクル社の中の人、MySQL Business Unitの山崎由章氏と、日本MySQLユーザ会副代表の坂井恵氏にご登壇いただいて、最新MySQL事情を語っていただく予定です。飛び入りLTも予定しておりますので、ぜひご参加ください。