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大量の検証端末を一括管理!スマホアプリ開発会社は導入必須?

こんにちは。
今夏の宿題として、何かと理由をつけて書いていなかったブログを1本執筆する約束をし、追い込まれてやっと書き出した富士通クラウドダイレクトの中の人Nです。

ブログの冒頭はアイスブレイク的な内容が多いのですが、
特にネタがないので先日釣ったサメ、おいておきます。よければ。

何サメなの?

さて、突然ですが、ソフトウェアやアプリケーションの開発を行っている会社、特にスマホアプリなどの開発現場では、検証用の端末を大量に保有し、日々、開発、検証、開発、検証、、、を繰り返しているのではないでしょうか。

多忙な業務の中、開発と直接関係の無い検証端末の資産管理に時間をとられるのは本望ではありませんよね。

本日は大量の検証端末の管理にはMDMサービスが便利ですよ!というお話です。

メーカー、OS、バージョン、、、バラバラでも一元管理で運用負荷軽減

まずは「MDMサービス」って何?という方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

blog.clouddirect.jp.fujitsu.com

MDMサービスはモバイル端末の監視・管理を行うことができます。
最近はテレワークが定常化してさらにハイブリッドワークが進んでいるため、検証端末を自宅に持ち帰ったり、会社に戻したりを繰り返す可能性もあるはずです。リリース前のアプリがインストールされている検証端末を、うっかり紛失なんてことが起こっても素早く遠隔ロックやデータ削除で情報漏えいを防ぐことができます。

そして、大量の検証端末の管理でありがたいのは、端末メーカー、OS、バージョン、キャリアがバラバラでも一元管理が可能ということです。端末1台ずつにWi-Fi設定や証明書、各種設定などの構成プロファイルを設定する必要がなく、端末へ配信し自動設定できるのです。これだけで管理負荷をかなり軽減できるのではないかと思います。

 

多端末を一元管理できるってことは…アプリ検証の効率化できるよね!

大量の端末を一元管理できて歓喜

そして、MDMサービスは端末管理、盗難・紛失対策だけではないという点です。
よく考えてください。いや、そんなに考えなくてもわかるかもしれませんが、MDMサービスを利用することで、アプリ検証の効率化が図れます。(イエーイ!ヒューヒュー!)
端末に対して、アプリを自動配信することができます。そう、つまりアプリをいっきに複数の検証端末へ配布し、検証作業を効率的に行うことができるのです。

 

ってことはユーザーサポートが向上するんじゃない?

大量の検証端末を一元管理できるということは、ユーザーがアプリの利用に問題があった場合にMDMサービスを通じて、同様の検証用端末の状態を素早く確認することもできます。
これにより、より迅速かつ正確なサポートを提供することができ、ユーザー満足度も向上するのではないでしょうか。

 

まとめ

MDMサービスって、端末の盗難・紛失等による情報漏えい防止のためにも絶対に必要だよなーと思っていましたが、ソフトウェアやアプリ開発会社がMDMサービスを導入することで、アプリ検証や端末管理を効率的に行うこともできますよね。エンジニアの業務効率化、運用負荷軽減、またセキュリティの強化やユーザーサポートの向上にもつながります。

ソフトウェアやアプリ開発会社がMDMサービスの導入を検討する際には、これらのメリットを踏まえて検討することをおすすめします。