皆さん、こんにちは! 富士通クラウドダイレクトの中の人Sです…。
最近、N100のミニPCが気になっています。
場合によっては2万円台から買えるので、自宅サーバー勢が省電力・省スペースサーバー機として購入しているのを観測しています。これさえあれば、モバイルモニターとPDモバイルバッテリーでノマドワーキングするのに便利だな…と思いましたが、注意しないと気軽に持ち去られる恐れもあるので、やはり自宅サーバー用途で使うのが無難なのかも…。
ところで、このブログの過去の記事の中で「FJcloud-V/ニフクラ」とか「FJcloud-V(ニフクラのOEM)」などという表記を目にしたことがある人も多いかと思います(飛躍)。
FJcloud-VのWebサイトには特にこの件に関する説明はありませんが、ニフクラのサイトには下記の説明があります。
「ニフクラ/FJcloud-V」は、富士通クラウドテクノロジーズが提供するサービスであり、富士通クラウドテクノロジーズが販売する際はニフクラ、富士通が販売する際はFJcloud-Vというサービス名称となります。
とはいえ、100パーセント同じではない
ので、今回はどこが違うかを中心にご説明します。
FJcloud-Vとニフクラの違い【契約と決済】
契約に関してですが、いくつかの違いがあります。
個人契約(直接)
これは、個人が趣味や自学・自習目的で、クラウド事業者と直接契約して「サブスク」でクラウドを利用するイメージです。
富士通クラウドダイレクト(個人)が選択できます。
決済=クレジットカード*
personal.clouddirect.jp.fujitsu.com
*プリペイド方式のクレジットカードおよびデヴィッドカードでは契約できない場合があります。
個人事業主(直接)
個人事業主、つまり何らかの事業もしくは副業を行って確定申告を行っている人をイメージしてください。
選択肢は2つあります。
a. 富士通クラウドダイレクトのFJcloud-V(法人)
銀行振込(請求書払い)
口座振替(Paid決済)
クレジットカード
b.ニフクラ(個人事業主)
クレジットカード
※登録時に個人事業主の屋号が必要です。
決済方法で選んでください。
法人契約(直接)
法人が、クラウド事業者と直接契約して「サブスク」でクラウドを利用するイメージですが、富士通の営業やパートナーを介さずWebで直接申し込んで、自力で構築を行う企業向けです。
a.富士通クラウドダイレクトのFJcloud-V(法人) b.ニフクラ
UIに表示されるロゴの違いしか差異はみつかりません。 好きなロゴで選んでください。
法人契約(パートナー経由)
通常、多くの日本企業では企業ITを直接調達せずに、SIerなどITベンダー(パートナー)を経由することが多いですが、富士通の営業もしくは富士通のパートナー(販社など)を通じて契約する場合はこちらです。
FJcloud-Vとニフクラの違い【機能】
基本的には同じです。 コントロールパネル(管理画面)にログインすると、左上のロゴが異なるくらいです。
FJcloud-Vとニフクラの違い【価格】
価格の違いは気になるところですね。
このページ内にFJcloud-V料金表というテキストリンクがあります。 クリックすると下記に遷移します。
つまり、同じです。
ただし、1点例外があります。
FJcloud-Vでは、厳格に年間IT予算が固定されている顧客向けに、「定額プラン」というものを用意しています。
あらかじめ、見積時に定めた利用量どおりであれば、指定の固定金額でご利用いただけるものです。その代わり、実際の利用量が見積よりも少なくなっても、料金は固定です。
FJcloud-Vとニフクラの違い【サポート】
サポート、ヘルプデスク対応に関してはすべて同じ窓口で行っています。 有償のエンタープライズサポートを選択することで、客様ビジネスへの影響度に応じて初回応答目標時間(要するにサポートの回答が速くなる)を速めたり、既定の条件に沿って障害報告書が発行されたりします。
まとめ
・契約と決済はお客様のニーズに合わせて選択できる
・FJcloud-Vとニフクラは、サービスそのものは同じ
・価格も基本的には同じ
・サポートも同じ
・無料トライアルは富士通クラウドダイレクトのみ可能
ということです。
この状況を他のサービスとか商品に例えようと思ったのですが、適当なものが見つかりません。
誰か「うまいたとえ」を思いついた人がいたら #FJcloud-Vとニフクラってどこが違うの? というハッシュタグでもつけて、Xとかで発信してくださいね(投げやり)。