こんにちは。 ニフクラエンジニアミートアップ事務局の鮫島です。
2023年10月19日(木)に第65回ニフクラエンジニアミートアップを開催しました。
今回は自宅サーバーから業務まで活用できるクラウドストレージ構築ということで、無料で使えるOSSのクラウドストレージサービス「Nextcloud」の中の人をお呼びして、初心者向け「Nextcloud」の入門からインストール、注目のAI活用まで盛りだくさんの内容を語っていただきました。
小規模なオフィスから自宅サーバー勢まで、ファイル共有の手段は様々な方法が考えられます。
当日のSlidoのアンケートでも、何らかのクラウドストレージサービスを使っている人が殆どだという結果でしたが、「Nextcloud」はそういうストレージサービスを「自分の環境」に作れるところが重要なポイントになります。
Nextcloudご紹介 - DX時代のファイル共有 -
「Nextcloud」の日本におけるサポートサービスを提供している株式会社スタイルズの下畑勝広氏が、まずは初心者向けに「Nextcloud」とはどういうサービスかを解説してくださいました。
Webブラウザー、デスクトップクライアント、スマホアプリなど様々な環境で直感的にファイル操作が可能であり、一般的なクラウドストレージサービスと同じようなことが出来ます。
サーバーにソフトウェアをインストールして利用する製品なので、クラウドストレージサービスのように、他社とサーバー領域を共有することがない点、データの保管場所が自社で決められる点、自社のセキュリティポリシーに応じた設定の自由度があることが大きな違いとなります。
詳しくは下記の動画をご覧ください。
youtu.be
やっぱりエンジニアは動かしてなんぼ - インストール編 -
続いて、エンジニアミートアップには過去に数回登壇していただいている、株式会社スタイルズの矢野哲朗氏のセッションが二本続きます。
最初にインストール編からですが、今回は今どきのDockerとSNAPによる方法が紹介されました。
両方とも、手順をなぞってくださいましたので実際にインストールを試みたい人は、下記の動画を見ながらどうぞ。
おまけで、矢野さんからのサービス?で「Nextcloud」をFJcloud-Vやニフクラにインストールするメリットについてご紹介いただきました。
10TB使い切るほどの企業はあまりないと言われていますが、サーバー料金の価格差を埋められるケースも確かにありますし、安心感がありますね!
Nextcloud Hub 6でAIを動かす! - AI動かす編 -
続いて、矢野さんの二本目のセッションです。
生成系AIの大ブレイクによりいまや猫も杓子もAIですが、こちらも面白い使い方です。
「Nextcloud Hub 6」というのは、Nextcloudの統合型ワークスペース製品であり、ファイル共有だけでなくグループウェアのような機能ももっており、最新版のAI活用法をご紹介くださいました。
具体的には、NextcloudにChatGPTなどの外部AIサービスを連携させたり、LocalAIを利用したりできるとのこと。 実際に、LocalAIを連携させてみようとしましたが…
詳しくは動画をご覧ください。 https://youtu.be/MkfbrcKlANU
QAセッションがとても熱い
セッションの途中でも、チャットやSlidoでかなり具体的なコメントや質問が次々に書き込まれていましたので、QAセッションは盛り上がりました。
冒頭のアンケートでも、すでにいずれかのクラウドストレージを利用しているという人も多く他のサービスと連携して使ってみたいというニーズが多かった印象でした。 その場合、NextcloudのUIから他のストレージが使えるようにすることもできるし、その逆パターンもあるようです。
詳しくは動画をご覧ください。
私の家庭用ファイルサーバーは、複数クラウドサービスを契約していますが、Nextcloudと併用のシステムを本気で考えようと思いました。
それでは次回もお楽しみに。
最後に宣伝です。
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